泳がせ仕掛け ぶっこみ編

泳がせ

◆仕掛紹介

泳がせ仕掛け ぶっこみ
泳がせ仕掛け ぶっこみ編

ロッド:磯竿3号以上

ライン:ナイロンライン5号以上

・サルカン:親子サルカン

・おもり:10号以上

・針/ハリス:ムツ針15~16号程度・太軸針ホロフラッシュ針13号程度/ハリス8号以上

◆釣況データ

ターゲットサイズ:大型の魚

釣れる時期:周年

狙う場所:磯や堤防

よく釣れる時間帯:まずめ

◆仕掛けの説明

 泳がせ釣りは名前の通り、魚を泳がせて餌にする釣り方です。
基本はサビキで釣れるような小魚を餌にして、大物の魚を釣ります。
餌となる小魚はイワシやアジ、サバ等が主流で、堤防でも簡単につることができます。

サビキ釣り
泳がせ仕掛け ぶっこみ

 エサとなる小魚がたくさん釣れたら、スカリ等に保管して泳がせ釣り開始です!
泳がせ用の餌の保管方法は↓を参考にしてください。



 仕掛けを投入する場所は、先ほどまでコマセを撒いていた場所や、少し離れた場所等がおすすめです。

大型魚は小魚を狙っています。つまり小魚が集まる場所に大型魚もよってきます。

小魚の真下で狙っていたり、少し離れた場所で沖へでてくるのを狙っている事が多いです。

岩礁近くで身を潜めている大型魚もいます。

仕掛けを投入したら、ドラグをゆるゆるにして待ちましょう!
ドラグが締まったままだと、大型魚がかかったとき、竿ごと海へ持ってかれます!

大切な竿やリールがもってかれた人達がたくさん見てきましたが、あれほど悲しくて悔しいことはありません。

そして海に落ちた竿やリールは海のゴミとなってしまいます。これは絶対に避けたいところです。

念には念を入れて、竿尻ロープを竿を固定しておくのも良いです。

大切なことなので、二度言いますが、大物釣りをするときはドラグフリーか竿尻ロープを付けてください!

そしてドラグが「シャーーーーー!」となったら、すぐに竿を持って完全に食い込むまで待ちましょう!

「完全に飲み込んだ!」「針がかりしてるな!」と確信を持てたら、ドラグを締めて、一気に勝負にでましょう!

放置しておくと、周りに釣り人の仕掛けと絡まってしまうかもしれません。

大型魚がかかった場合は周りにも知らせて、仕掛けを巻いてもらったり、タモの準備したりして

皆で協力して釣りあげましょう!

泳がせ仕掛け ぶっこみ

 

 ・竿

 竿は磯竿の3号以上をおすすめいたします。
磯竿は食い込みがいいので、大型魚が魚を咥えたときに違和感を与えにくいです。
それと3号以上でないと10号以上のおもりが使えなかったり、大型魚のパワーに負けてしまうことがあります。

 長さは釣り場に合わせてでいいのですが、私は5m前後の長さのものを使用します。
長い方が大型魚を釣り上げる時にコントロールしやすいです。

SHIMANOであれば「ホリデー磯」、DAIWAは「リバティークラブ」なんかが最初は価格も安く、おすすめです。



 ・リール

4000番以上のリールの方が大型魚がかかったときパワー負けしないで巻き上げることができます。

基本仕掛けは置き竿になるので、多少重くてもパワーのあるリールが良いです。
ダイワならクロスキャスト、シマノならアクティブキャストがパワーもあり、糸巻量も多いので
ドラグをたくさん出されても、ラインがなくなる心配はないと思います。


 ・道糸

 道糸はナイロンが良いです。
私は6号のナイロンラインを使用しております。ナイロンラインは絡みにくく、伸縮性もあるので、大型魚のパワーを吸収してくれたりします。6号もあれば、大抵の魚は釣れます。
ただし、大物相手の釣りになるので、ラインは細目にチェックして交換するのがおすすめです。


 ・サルカン

ミツマタのサルカンを使用して、オモリを結ぶラインとハリスを結ぶラインに分けます。

 ・針

 ここは人によってこだわりがあるのですが、私は2本針です。
「親針をムツ針」で「孫針をホロフラッシュ」にしています。

まずムツ針は針先に角度が付いていいる為、エサが外れにくいのが良いです。そしてエサを飲み込んだ時、針がかりもしやすいです。

そして最後に孫針にホロフラッシュをフリーしております。
ホロフラッシュはフリーにしてヒラヒラさせて、大型魚を誘います。
 ※孫針は少しお高いでしが、ホロフラッシュがおすすめ!

ハリスは釣り上げたい魚種によって、変えますが、フロロカーボンの8号もあれば歯が鋭い魚を除けば大抵釣り上げれます。

◆エサ

現地で調達できる小魚が良いです!

おすすめはイワシ、小アジ、小サバ!

サイズは15cm程度ぐらいのがちょうど良いです。

泳がせ餌

餌にする魚のサイズによっては、ラインや針のサイズを変えれば問題ないです。

 ・エサの特徴

・イワシ(鰯)

もっとも食いがいいですが、字のごとく弱い魚で、針かけた時点で絶命していることが多いです。イワシの中で、マイワシがもっとも良いです。その次にカタクチイワシなんかが良いです。ウルメイワシはすぐに死んでしまうので、難しいです。針に着ける再は優しく扱い、海に投げ入れる際は足元にゆっくり落とす方法が良いです。

・小アジ

アジは食味だけでなく、活きエサとしてはとても優秀な魚です。生命力があり、長時間エサとして海で泳ぎ続けることができます。しかしサイズを大きくなると、体高がでてくるため、背びれ等が口に引っ掛かり、一発で食い込むのが難しくなってきます。一発で食えるぐらいの大型魚であれば問題ありませんが、少しサイズダウンした中型魚に対しては針がかり悪くなる傾向があります。

・小サバ

小サバは遊泳力に優れており、とにかく泳ぎ回ります。この動きが大型魚に対して、とても有効なアピール力を持っています。またサイズはイワシのように細長いタイプなので食い込みもいいです。欠点としては、泳ぎ過ぎて仕掛けが絡まったり、大型魚がとらえきれない場合もあったりします。また時間がたつと弱りやすいので、こまめにエサのチェックや仕掛けが絡んでないかチェックする必要があります。

 ・針の掛け方

 いろんな種類がありますが、私がよく使う3種類
「鼻かけ」、「背かけ」、「口かけ」の3つをご紹介いたします。


鼻かけ

 鼻掛けとは魚の鼻に針を通す方法です。


メリット

 魚にも口の上あたりに鼻があり、左右貫通しています。その穴を針を通している為、魚傷つかず比較的弱りにくいです。他の掛け方より、長時間泳ぎ続けることができるポピュラーな針掛け方法です。

大型魚は頭から食ってくることが多いので、針掛かりも良いです。

デメリット

 針が外れやすいことです。針が細すぎたりすると、鼻の穴から簡単にすっぽ抜けてしまうことがあります。また針が太すぎても、鼻がちぎれて取れてしまうことがあります。エサとなる魚が小さいと鼻がちぎれやすいので注意が必要です。

孫針 

 孫針のそのままフリーにしておきます。

大きい魚は吸い込むように小魚の頭あたりを狙って食ってきます。 吸い込んだ時に孫針が吸い込まれやすくする為3~4㎝ぐらいの長さを取ってフリーしておくのがおすすめです。ジグのアシストフックのようなイメージです。

口かけ

 口掛けとは魚の下アゴから、上アゴにかけて針を貫通させる方法です。


メリット

 この方法は鼻がけより針が外れにくく、針掛かりも良いです。小さなエサにも有効なので、エサのサイズ10㎝以下のような場合はおすすめです。

デメリット

 エサとなる小魚の口の自由がなくなるので、うまく海水を取り入れられずエサが弱りやすいです。エサが豊富にあれば、こまめに交換できるので良い方法ですが、エサが少ない場合はあまり多用できない方法です。

孫針

 鼻掛けと同じく、孫針のそのままフリーにしておきます。

背かけ

 背掛けとは魚の背に針を貫通させる方法です。

メリット

 この方法は針が外れにくく、遠投するときにおすすめです。鼻かけや口かけよりも泳ぎやすいので、動く範囲が広くなり、アピール力も強まります。

デメリット

 体を傷つけるので、弱りやすい掛け方になります。また頭から食ってくる大型魚に対して背掛けは、針がかりが悪い掛け方ともなります。鱗が硬い小魚をかける時なんかは針が刺さりにくいです。

孫針

鼻掛けと同じく、孫針のそのままフリーにしておきます。

 ◆釣るコツは?

・ベイト探す! 

コツは、まずエサとなる小魚がいるかどうかが重要になってきます!
小魚がいなければ、小魚がいる場所を探しましょう!
まずはベイトとなる小魚を探しです!
そしてベイトがいたらコマセ撒いて、ベイトを寄せて、サビキで釣る!

イワシやアジ、小サバ等のエサが釣れないと、大型魚は釣れません!

小魚だったら何でもいいわけではありません。根に潜るような魚(ベラはメジナ)や毒魚はNGです。

基本は青物の子供で10~15cm程度がおすすめです。

・活きエサ鮮度!

活きエサが死んでいると、釣れないことはないですが、食いは悪くなります。
そして死んだ餌にはエイやサメ、ウツボ等の外道がかかりやすいです!
外道狙いならば、死にエサでも問題ありませんが、青物やスズキ、ヒラメなど狙うのであれば、活きエサは必須になります!
活きのいい餌に交換した瞬間に釣れることは、よくあります!


・投げる場所を確認!

仕掛けを投入するポイントを見直しましょう!
大きな魚が潜んでいそうな場所を狙うのが大切です。
船道や岩礁の近くなどには大物が潜んでいることがあります。

それと小魚の周りに潜んでいることがあります。
小魚の群れの少し奥に投げ入れたら一発で食ったこともあります。

・時合を見逃さない!

基本はマズメを狙うものですが、マズメ以外にも潮の流れが変化する際に釣れることもあります。
釣り場によってパターンが異なりますが、同じ場所に通いつめることが、釣れるパターンをわかってくるようになります。
それと大型魚が釣れる前兆として、サビキで急に魚が釣れなくなることがあります。
これは大型魚を近くまで来ている為、小魚が逃げている可能性が高いです。
こんな時は活きのいい餌に交換して再投入するのもアリです!



 

 最後に

 泳がせ釣りは周りの協力も必要になることが多いです。

お隣さんに釣り人がいる場合は一言断ってからやることをおすすめします 

もし周りに誰もいなければ、タモの配置や、引き上げる場所を確認して挑みましょう!

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