天気予報の見方・調べ方

天気予報

 釣りに行く前に必ず調べないといけないのが、天気予報です!

雨が降ったり、風が強ければ釣りはできなくなる可能性が高いです。

ましてや雷などあれば、すぐに撤退しないといけません。

 ではどのように天気予報を調べればいいのか?私の調べ方をご説明させていただきます。

嵐

 日本の天気予報について

 日本で天気予報をするには、気象庁長官の許可を受けた「予報業務の許可事業者」である必要になります。

認可された事業者は気象庁のHPから確認できます。

私は主に下記3つの天気予報を見ることが多いです。

・気象庁は日本の天気予報の原点になるので、この情報は見逃せません。

・日本気象協会は皆さんが見る、Yahoo!天気・goo天気などに情報を提供している一般財団法人になります。

・Weathernewsは千葉に本拠地を置く民家企業です。よって千葉の天気は比較的当たっていると思っています。

 上記以外の天気予報を見てるよ!という人もいるかと思います。

しかし「予報業務の許可事業者」の許可がない事業者は基本、「予報業務の許可事業者」から情報を提供してもらい、掲載しているだけです。

Yahoo天気やgoo天気、テレビの天気予報、その他天気情報は全て、「予報業務の許可事業者」の許可もらっている団体から情報をもらい掲載しています。

 私の調べる限り、天気予報サイトの情報提供元を調べた結果は下記になります。

Yahoo!天気、goo天気、エキサイト天気、livedoor天気予報 は日本気象協会と気象庁から情報を提供してもらい

Mapion天気予報 @nifty天気予報、は主にウェザーニューズから情報を提供してもらっているようです。

 天気予報をより正確に見る方法

 これは個人差によるので、一概のどれがいいというのはないのですが

天気予報はあくまでも予報になるので、見比べてみるのが一番です!

見比べる際は3つぐらいの方が、より正確な情報を得ることができると思います。

ここで抑えておきたいのが、情報が被らないことです。

 例えば、Yahoo!天気とgoo天気を見比べてみても、情報提供元が気象庁だった場合、同じような結果になります。

一番手っ取り早いのは大元を見比べるのがいいです。

例えば、気象庁、日本気象協会、WeathernewsのHPを見比べます。

  しかし人によっては、Yahoo!天気が見やすい!Mapion天気予報を普段使っている!という方は情報元が被らない限り、見やすい方を見て構いません。

 おすすめ天気予報

 私の場合、前述にあるように気象庁、日本気象協会、Weathernewsを見比べることが多いのですが

私の見ているおすすめサイトを紹介と説明させていただきます。

 気象庁 天気予報

 まず日本国民のほとんどが見て、確認している気象庁の天気予報です。

各テレビ局から、漁師さんや登山家等、たくさんの人が気象庁の天気予報を見て、たくさんの判断を下しています。

まずこの天気予報を判断基準してもいいと思います。

メリット信用性が高い。
デメリットビジュアルが見にくい。細かい時間で見れない。
アプリなし ※気象庁をデータを元にした天気予報アプリはあり
気象庁天気予報スマホ画面
気象庁天気予報スマホ画面

 SCW気象予報

 気象庁の予報をより細かくみる場合はSCW 気象予報を見ています。

SCWは厳密にいうと気象庁ではないのですが、気象庁やアメリカ海洋大気局などの気象予測モデルをスーパーコンピューターで計算し、その予測値を元にした精度の高い気象予測ツールです。

以前はGPVという正確性の高い天気予測があったのですが、それをさらに上回る精度をもった天気予測ツールがSCWです。

1日に最大24回の頻度で更新してくれるので、常に天気予報をチェックをすることができます。

それとパソコンからだけではなく、携帯やタブレットからでも同じ操作で使う事ができるのが何ともありがたいです!

メリット信用性が高い。
デメリット操作性が悪い。使い方に慣れるのに時間がかかる。
アプリなし
SCWスマホ画面
SCWスマホ画面

 Yahoo!天気

 Yahoo!天気は日本気象協会からのデータを元に天気予報を掲載しています。

Yahoo!天気で見る理由として、単純に見やすいからです。

スマホ用のアプリあるので使い勝手もとても良いです!

調べる場所もけっこう細かく指定できるのも、ありがたいです。

雨雲レーダーも15時間先の予報まで見れます。

Yahoo!天気はシンプルにいいです!

メリットバランス良く見たい情報がある。操作性、ビジュアルが良い。
デメリットもう少し釣りに特化ポイント検索できると良い。
アプリあり
Yahoo!天気アプリ画面
Yahoo!天気アプリ画面

 Weathernews

 Weathernewsは千葉に拠点を置く民間企業で、千葉の天気予報はよく当たっていると思います!

情報更新も早いので、常にチェックすることができ、5分ごとの細かい予報まで見れたります!

天気以外にも自然災害に関する情報や雨雲レーダー等が使えますが、有料会員にならないと天気予報以外の機能は制限があります。

民間企業なので有料は仕方ないのですが、無料会員でもWeathernewsの情報量や素早い対応力は十分に使えるものになっています。

メリット操作性、ビジュアルが良い。千葉の予報は頼りになる。
デメリット有料会員にならないと、本当に欲しい情報が手に入らない。
アプリあり
Weathernewsアプリ画面
Weathernewsアプリ画面

 海天気.jp

海天気.jpは無料で使える海洋気象情報サイトです。

海に特化した天気予報なので、海に囲まれた千葉県は使いやすいといえます。

もちろん千葉以外にも全国8,000スポット以上の海の天気予報や風向風速、波浪予測(波の高さや向き)、潮汐などの最新気象データをピンポイントで確認できます。

マリンスポーツ、レジャー、釣り等の海のアクティビティ、日常生活にも利用できる天気予報です。

メリット海に特化して、海岸沿いの天気予報は頼りになる。
デメリット海以外の天気予報はない。
アプリなし
海天気.jpスマホ画面
海天気.jpスマホ画面


 TSURINEWS 天気

 株式会社週刊つりニュースが運営しているTSURINEWS 天気予報です。

釣り専門のサイトを運営している天気予報だけあって、細かい釣り場の天気を検索できるのがポイントです。

天気予報の情報元は株式会社ポッケが運営しているお天気.comになります。

メリット海水浴場や港、釣り場に特化した場所を検索できる。
デメリット海以外の天気予報はない。
アプリなし
TSURINEWS 天気スマホ画面
TSURINEWS 天気スマホ画面
TSURINEWS 天気スマホ画面
TSURINEWS 天気スマホ画面

 Windy

 Windyは、チェコ人のプログラマーIvo氏が立ち上げた天気予報ツールです。

世界地図から、様々な気象状況の移り変わりをわかりやすいグラフィックで確認することができます。

WebサイトだけではなiPhoneやAndroidで利用できる無料アプリもあります。

情報元は3つに切り替えることができ「ECMWF(ヨーロッパ中期予報センター)」と「GFS(アメリカNOAA:アメリカ海洋大気庁)」「ICON Deutscher Wetterdienst(ドイツ気象サービス))」の3つを採用しています。

一つのアプリで3つの気象データを見比べることができるのは、とてもありがたいです。

データ元はヨーロッパやアメリカにはなりますが、その精度は日本の気象庁にも負けず劣らずのレベルです!

しかもわかりやすいグラフィックに、直感的に操作しやすいアプリです。

特に私は風の予報を確認するときに、よく使います。

どのアプリも雨雲レーダーはあるのですが、風速を地図上にわかりやすく見れるのはWindyぐらいです。

メリット天気予報の情報元を選べる。見やすいビジュアル、直感的な操作性。見たい情報がだたいたわかる。
デメリット情報元は日本の天気予報ではない。
アプリあり。
Windyアプリ画面
Windyアプリ画面
Windyアプリ画面
Windyアプリ画面

 釣りに行く基準

 天気予報を見て、少しの雨だったら釣りに行ってしまうこともあると思います。

むしろ雨大歓迎という人もいるでしょう。

基準は人それぞれですが、一つ言えるのは

天気予報で警報、注意報がでてる場合は釣りは断念してください。

 これは私の判断基準になってしまいますが

雨量1mm以下であれば釣りに行ってしまいます。

2mmぐらいになると、けっこう辛いので辞めます。

風速は6mまでなら釣り行きます。7mになると少し辛いです。

雷があれば即決で行きません!帰ります!

 後は釣り場についた時に波の高さ等を見て判断します。

特に一人で釣りする時は無理しないようにしています。

釣り人の年間死者数は100人前後と言われます。

釣りは自然相手のレジャーです。何が起きてもおかしくないのです。

しかし雨風が決して釣りにとって悪いことばかりではないのです。

 雨、風のメリット

雨が降り、風で波がたつことで、海に酸素が取り込まれて、魚が活性することもあります。

雨風のおかげで魚の警戒感が薄れ、おもわぬ大物が釣れることもあります。

水が濁りことで活性の上がる魚もいます。

釣り場は人が少なくて、いろんなところに仕掛けを投入できるかもしれません。

 雨のデメリット

しかしメリットがある反面、デメリットもあります。

急な天候変動で雷がおちるかもしれません。釣り竿のほとんどは通電するので、避雷針のような役割を持ちます。

風が強くなって、波をかぶるかもしれません。仕掛けを思った方向に飛ばず、誰かに迷惑かけてしまうかもしれません。

ゴミが散乱するかもしれません。

地面がびしょ濡れになって、滑ることもあります。最悪海に転落します。

魚の当たりがとりにくい。

以上のことをよく理解して釣りに行く日は天気予報を確認していきましょう!

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